インジェクション製法

インジェクション製法

インジェクション製法というのは、ウレタンを型枠の中で発砲させてシートを作る方法です。 サッカーのスパイクなどにも使う方法です。

通常、シートを制作する場合は、スポンジの板を何枚も重ねて接着剤で貼り付けて、 層にして行きます。

そのため、長い間使用していると、接着面が剥がれてきてしまいます。

この方法だと、シートは継ぎ目がないので、重ね合わせたもののように剥がれたり、 ずれたりすることがありません。 また、ウレタンの外側と内側で密度が違うため、 様々な姿勢変化体重移動にも柔軟に対応し、 しかも発泡時の圧力の関係でウレタンスポンジの粒が揃い、シートにかかる重さを均一にスポンジに伝えるので、永く愛用できるのです。

やはり、バイクの場合は、運転の時の姿勢が安定しないと乗りにくいので、 この製法で作られたシートの人気は高いです。

もちろん、シートだけでなく、皮の材質や加工の他デザインによっても変化するので、 スポンジ以外にも気を配る必要はあります。

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